一般社団法人 全日本愛石協会

全日本愛石協会/協会について

設立の経緯と役割

 本会は、観賞石(水石)を趣味とする会員相互の親睦を図ると共に、趣味界の向上発展と普及に寄与することを目的とし、そして月刊『愛石』(設立当時は『愛石の友』)を資するために、昭和60年10月に任意団体として設立されました。

 本会設立に当たりましては、発起人に高橋貞助氏を代表として、吉井二郎氏、大内探石氏、北村長祥氏、川瀬真洞氏、髙柳敏夫氏、大内久雄氏などの当時の錚々たる愛石人の呼びかけにより発足されたものです。

 平成17年7月、全日本愛石協会は「有限責任中間法人」として認可され、さらに平成21年3月、「一般社団法人」の資格を与えられました。

 後醍醐天皇の古(いにしえ)より連綿と続いてきた日本古来の伝統ある水石・愛石趣味は、近世まではどちらかというと貴族・武家趣味や金持ち趣味の域にありましたが、時代の変遷に伴い、現代は庶民の趣味として定着しています。全国には約300の愛石団体があり、毎週のようにどこかで展示会が開催されています。この愛石趣味の灯を絶やさず、趣味界がさらなる発展をするために、多くの愛石家が参加する全日本愛石協会は、その役割の一端を担っています。